あたらしい無職
このあいだ、健康太郎と西荻窪を散歩しているときにフラッと寄った雑貨屋さんで本を買った
『あたらしい無職』丹野未雪
「このまま何事もなく毎日が過ぎたら無職なんだなと思っていたのだが、何事もなく過ぎたので今日から無職だ。無職になるのは13カ月ぶり。人生設計について特に何も思い描いてこなかったのだけれど、それなりにはたらいているだろうとは思っていたので、この何も決まっていなさに途方に暮れている。」
「会社」という病にもがきながら綴られる、好きな仕事で食べていく楽しさ、やっかいさ。
非正規雇用、正社員、アルバイト、フリーランスを渡り歩きながら、東京で無職で暮らす日々の記録。
内容の核心に触れるようなことは書かずに、私の感情だけで言うと
タイトル・表紙の雰囲気も良くて買ったけど、「東京で無職で暮らす日々の記録」と紹介するには無職期間が短すぎる内容だった
だって、あまり詳しくは分からないけどフリーランスでバイトやあれやこれをしながらの生活は無職じゃないよね
私は真の無職の日記が読みたかった
あ~無職になりて~って思いたかった
生きるための労働を強いられている私にとってバイブル的存在になる本を探している
今のところ、心の救済となっている本は倫理の教科書かpixivコミックで連載している『オネエさんと女子高生』だ
オネエさんと女子高生 1 (クロフネCOMICS くろふねピクシブシリーズ)
- 作者: 芝生かや
- 出版社/メーカー: リブレ
- 発売日: 2017/07/22
- メディア: コミック
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特別大きな事件もない日常系にスパイスとして「オネエな男子高生」(しかも美形)が登場
Pixivコミックにありがち(これがありがちでいいのかは微妙な気がする)な構成だけど、ジェンダー問題を特別に扱っているわけではないから読みやすかった!
なんとなく読める本を心の救済としていきたい
つぎはコジコジを読み始めようかしら
おやすみなさい